JR秋葉原駅 電気街口を出てすぐにある秋葉原の象徴ともいえるラジオ会館のネオン看板が7日深夜撤去された。ラジオ会館は築50年近くが経過していることで老朽化が進み去年の夏に閉館、新しいビルへと建て替え・取り壊し中だった。以下、そのようす
- advertisement -
- advertisement -
目次
ネオン看板、撤去の様子
ラジオ会館のネオン看板 撤去作業は、7日(水曜日)の夜20時頃から始まり、同日の24時少し前まで続いた。深夜の作業にも関わらず、多くの人たちがラジオ会館の看板との別れを惜しむように その様子を眺めていた。
ネオン看板がはずされたラジオ会館
20時20分頃、ネオン看板の撤去作業が開始。はじめは緑色の濁点
外されたラジオ会館「ジ」の濁点。「ラシオ会館になっちゃったー」
ネオン看板の撤去作業を見守る人たち
解体中のラジオ会館を上から
22時06分頃、ネオン看板の「世界の」部分が外される
22時32分頃、ネオン看板中央にあった「ラジオ会館」部分が外される
グラインダーでネオン看板を切断、火花が飛び散る
22時45分頃、ネオン看板の「官」と「秋」の文字が取り外される
23時01分頃、ネオン看板の「葉」の文字が取り外される
23時23分頃、ネオン看板 最後の文字「原」が外される
ネオン看板の文字がすべて取り外され、どこからともなく拍手が聞こえてくる。辺りを見渡すと多くのギャラリーがネオン看板の撤去を見守っていました。
23時45分頃、すべてのネオン看板が取り外された
ラジオ会館の解体作業が進み 建物がどんなに低くなっても、ネオン看板が残っていたことで どこか安心していたところがありましたが、撤去されて急になくなることを実感させられました。
ラジオ会館正面のなつかしい看板部分
看板が撤去されるまでのラジオ会館
ネオン看板がはずされる前のラジオ会館
築50年近くが経過し 東京都から耐震性の問題が指摘されていたラジオ会館は、去年の夏に大納涼祭を開催し閉館。その後 解体作業が進められるが、秋にはラジ館@秋フェスが行われ再びネオン看板に明かりが灯されていた。
まだ取り壊しが始まる前の「世界の ラジオ会館 秋葉原」
人工衛星が墜落したラジ館@秋フェスでの点灯が最後となった
解体作業が開始されるとラジオ会館の周りを防壁で囲い徐々にその姿は見えなくなっていった。最上階まで囲いが到達すると、今度は徐々に背が低くなっていき、解体前日には二階の高さのネオン看板だけになっていた。
ラジ館@秋フェス終了後、周りを防壁で囲い徐々に背が低くなっていった
多くの人たちに親しまれた「世界の ラジオ会館 秋葉原」
「世界の ラジオ会館 秋葉原」
秋葉原に戻ってくると あたたかく迎えてくれたラジオ会館のネオン看板。色鮮やかな黄色が印象的でいつも やさしく(「おかえり」と)励ましてくれているようでした。 新しいラジオ会館もそんな場所になることを願っています。
2014年春、地上10階地下2階の新ビルが建築完了(平成26年3月31日)予定
さよならラジオ会館、ありがとうラジオ会館
関連記事: