株式会社GENDA GiGO Entertainmentは、「SEGA」ブランドで展開している全国のアミューズメント施設屋号を「GiGO」に変更することを発表。これに伴い秋葉原にあるセガの店名もGiGOへと変わり、SEGAの文字が消えていった。以下そのようす

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目次

秋葉原のセガ5店舗

アミューズメント施設のセガ(SEGA)は秋葉原に最大で5店舗あった時期があった。細かくいうと秋葉原どころか同じ町内・外神田一丁目に5店舗だ。おそらく世界でいちばんセガが集まった街だとおもわれる。

以下は秋葉原5店舗目となる「セガ秋葉原5号館」がオープンする際に走っていたアドトラック。自虐的なところがセガらしく、これをやってしまうのがおもしろかった。

「セガ、どう考えてもつくりすぎだ!!」

「セガ、そんなにつくって何するの?」

「セガ、そんなにいらないだろ!?」

そんな秋葉原のセガであったが・・

「SEGA」は「GiGO」へ

株式会社GENDA SEGA Entertainmentが自己株式14.9%を株式会社セガより取得し株式会社GENDAの持株比率100%に(議決権ベース)、株式会社GENDA GiGO Entertainmentへ社名変更、全店舗の屋号をGiGOに変更していくことを決定。

以下、プレスリリースより

全国のアミューズメント施設の屋号を「GiGO」へ一新

株式会社GENDA GiGO Entertainment( 本日付で旧社名株式会社 GENDA SEGA Entertainment より社名変更、本社:東京都大田区 代表取締役社長:上野 聖 以下当社)は、現在「SEGA」ブランドで展開しているアミューズメント施設の屋号を「GiGO」に変更することを決定しましたので、お知らせいたします。

これに伴い、秋葉原のセガもその姿・名称を変えてゆくこととなる。

これに影響を受けたのかセガのロゴ焼きも販売を終了(セガのたい焼き秋葉原店のお知らせより)

ちなみに、GiGOとは「Get into the Gaming Oasis=ゲームのオアシスに飛び込め!」ということらしく、その頭文字をとって「GiGO(読み:ギーゴ)」だそう。

セガ秋葉原1号館(旧館)

駅前・電気街口を出るとすぐに目に入る「SEGA」

秋葉原駅前からも「SEGA」の看板が目立っていた。

「SEGA」の文字が取り外されてゆく。右にスライドして持ち上げて外すような感じであった。

SEGAの店舗はGiGOへと変わってゆく

「GiGO」へと変わった看板

万世橋交差点から見える、あたらしいロゴ「GiGO」

以下は最後に残った入り口上のロゴ

大きなSEGAのロゴ、取り外し。全体的に硬い素材かと思っていたら破けるような素材であった。

「SE」と「GA」にわけて取り外していた。さいごに「1号館」

宙に浮く「GA」

取り外された「SE」「GA」「1号館」

GiGOロゴの準備

吊るされる「GiGO」

慎重に

作業されている方の身長ほどの大きなロゴ

あたらしく「1号館」と「GiGO」が取り付けられた。1号館はそのままでもよいような気もしたが、心機一転ということだろうか。

変更後

セガ秋葉原2号館(旧GiGO)

以前はGiGOと言えばここの店舗であった。そのGiGO=セガ秋葉原2号館は2020年8月、今回の話とは別ですでに閉店している。

以下、閉店した当時のようす

スタッフさんたちが集まり、さいごの挨拶。店頭には「17年間ありがとうございました!」の文字

閉店は夜遅くの22時過ぎであったが、おおくのひとたちが店頭に集まり、最後の別れを惜しんでいた。

「秋葉原泊地にようこそ。」

秋葉原の入り口ともいえる万世橋交差点のビルで印象的だった艦これのキャラクター。さいごは金剛とウォースパイトだった。

GiGOであってSEGAとして閉店した、いまとなってはなんだかふしぎな感じのする店舗となった。(名前的に)

セガ秋葉原3号館(新館)

中央通りの1号館をすこし北に向かうとあらわれるセガ

セガ秋葉原1号館からはビル3つとなりという近さ

ミクさんが来店したりしてひとだかりを作っていたことが思い出深い。

「SEGA」のロゴが消えてゆく

よく見るとロゴが変わっていた。あっという間に変わってしまっていた

外されて「SEGA」がなくなった状態

「GiGO」の看板に。横幅やデザイン的なものなのか、ここだけ2行でGiGOとなっていた。

スマホのアイコンのようなデザインの「GiGO」

中央通りの景色がすこしだけ変わった。

ロゴ切り替え期間最終日。深夜、貼り換えのようす

「GiGO3号館」

すべてのセガの文字が消えてしまうのかと思っていたが、セガスタッフイメージガールはそのままだった。

真下の「ゲームのオアシスに飛び込め!」のGiGO広告は変更期間最終日に変わったにもかかわらず、セガスタッフガールがそのままなのはいろいろと事情があるのだろう。

変更後

セガ秋葉原4号館

JR秋葉原駅・電気街口を出てすぐ

一番くじなどを販売すると、景品をトレードするためにひとが集まってにぎわうお店の印象。

一時期、わたあめのお店が一階にあって、閉店する際にはスタッフのおねーさんたちが路上ライブを行ったりしていた。

取り外されるSEGAのロゴ

取り外された「SEGA」と、これから取り付けられるあたらしい「GiGO」のロゴ。対峙する両者の汚れ具合は対照的だ。お疲れさまでした。

セガコラボカフェスタンドはそのまま。今後どうなるのだろう

変更後

セガ秋葉原5号館

パチンコAiON跡地にオープン

セガ秋葉原1号館の裏側となる。徒歩30歩くらい

総武線から見えていた「SEGA」のロゴ。右上に見えるSEGAは秋葉原1号館

GiGOに変わったことを総武線の乗客たちはどれだけ気づくのだろうか。

セガのたい焼きは、セガのたい焼きのままだった。

変更後

さいごに

まるでテキストエディタで一括置換したように、あっという間にほぼすべての「SEGA」が「GiGO」へと変わっていった。

幸いなことに〇号館の店名は、GiGOに変更後もその番号は引き継がれ、2号館は欠番となるもよう。

あれほどたくさんあった秋葉原のSEGA、まさかそれがこんなかたちで消えることになるとは。店舗は残るが、SEGAのお店のロゴがこれですべて消えたことになる。

変わってしまった大きさ・面積としては少ないかもしれないが、自分にとって大きな変化となったことは間違いないだろう。