秋葉原の中央通りにTCG Cafe&Bar一体型のカードショップ「ポケットデュエル CAFE & BAR」が10月15日(金)オープン。席がチャージ制のカフェ&バーだそうで無料デッキレンタルやカード系のボードゲームもあり。以下、そのようすなど

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目次

「ポケットデュエル TCG Board Game Cafe&Bar」とは

遊戯王やポケモンカードなどをメインに取り扱うカフェ&BAR一体型の店内。

お店のアピールポイントとしては、店内はコンパクトな一体型であることだそうで、「あ、こんなカード足りないな」「こんなカードゲームで遊んでみたいな」そんな思い付きが、飲み食いできる席とショーケースの距離感の近さで叶うお店だそうです。

※フードやドリンクメニューはこんな感じらしい。アルコールやソフトドリンク、カクテルなど。

おそらく秋葉原の同一規模のお店の中では最も内装にこだわったお店のひとつだという自負があるとのことで、そういったインテリアやショーケースなどもたのしめそうです。また、「キャット&チョコレート」というボードゲームをはじめ、ゲームも多数あるそうなのでカードをやっていない方もたのしめるお店であるようです。

店内のようす

以下、店内のようす

ズラリとならぶテーブル席。雰囲気のあるちょうどいいうす暗さが会話を弾ませてくれます。(たぶん)

遊戯王やポケモンカードをメインで取り扱うそうで、こちらは入店してすぐに目に入るケース。新発売の商品などを置いているケースだそう。

コレクション用のカード、汎用カード(勝負に使われるカード)などなど。取り扱うのは、遊戯王、ポケモンカード、マジック:ザ・ギャザリング。

遊戯王のカード。ぼくでも知っている見たことのある青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)などが置かれてあります。遊戯王と聞くと個人的にはトレカの洞窟でひとが集まりすぎてオープンできず警察呼んだことを思い出してしまいます。

最近アツいポケモンカード。幅広い年齢層の方がやれている印象。ルールがわかりやすいゲーム内容でもあり、純粋にゲームとしてたのしめるそうです。例えるのであれば、プロ野球チップスのカードだけ抜いてカードを集めるのではなく、ポテトチップスもおいしい、そんな楽しみ方ができるイメージなので長期のポケモンカードバブルが続いているのではないか、とのことでした。

マジック:ザ・ギャザリングのカードは経営者の方たちが持っていたカードをとりあえず放出しようということで置いてあるそうです。

ぼくでもみたことのある、マジック:ザ・ギャザリングのカード

遊戯王の展示カード。値段をつけておらず、要相談のカードたちだそう。もしお売りする場合は、奥のVIPルームでちょっと高いワイン飲みながら傷などを確認してもらい同意書にサインというような感じで考えているそうです。いいな、ぼくもその高いワインのんでみたい。

ぼくにはその価値がわかりませんが、ケースに入れて保管されているところからとても大事にされているということだけはわかります。こういったカードを眺めながらカフェ&BARをたのしめるお店なわけですね。

あれこれ聞いてみた

お店社長の山本さんにあれこれ聞いてみました。

ここ最近は特にかんじるのですが、秋葉原でカードゲームショップがたくさんできています。なぜ秋葉原という場所を選んだのでしょうか?

「オタクの街としての進化を遂げた秋葉原ですが、現在、TCGの街と言っても過言ではないほど、カードショップがありますよね。晴れる屋さん調べでは、55店舗だとか。メイド喫茶の次に多いのではないしょうか。」

「そんな中、カードゲーマーには3つ、必要なものがあります。
《自分のコレクションやデッキ》
《自分のコレクションやデッキを自慢する相手》
私は、これらが日本で最も揃っている地の一つが、秋葉原だと思っています。」

「そして最後の1つ、
《自分のコレクションやデッキをひろげる”場”》
このひとつとして、軽飲食のできる”場”を作りたいなと思い、秋葉原に参入させていただくことにしました。」

ほかのお店にない、ポケットデュエルさんの魅力を教えてください。

「まずは、カフェ&バー一体型の店舗。気が向いたらすぐの所にあるショーケースに、シングルカードやスリーブ、ブースターパックやストレージも販売していたり、UNOやトランプを始め、「1回遊んでみたいけど買うのはチョット…」というボードゲームなど、TCGを知らない人にもできるゲームを無償貸出しています。そして、料理やドリンク、お酒も同時に楽しめるという、電気街でオタ活をして帰る前の、最後にお越しいただけるような場所になっております。」

「次に、買取り待ちのしやすさです。当店では主に、遊戯王OCGとポケモンカードゲームを扱いますが、通常、カードショップでは、買取り時間中、どうしてもヒマな時間ができてしまいます。しかし当店では、カードの買取りも行う場合、お待ちいただいている間、お席を無償利用していただけます(ドリンクバーも無料)。」

「さいごに、実は当店、世界に数枚しかない”切り札”を、いくらか所有しています。そういったカードを時々あるいは代わる代わる展示しますので、それを酒の肴にしていただければな…と、思います。」

ヨドバシカメラさんなどでみかける加熱するカード争奪戦や、晴れる屋ポケモンカード専門店のビル一棟などをどのようにみられていますか?

「現在起きているポケモンカードを代表としたカード争奪戦は、普通のプレイヤーのかたにとって、とても残酷な事だと思います。」

「実は現在、私たちが揃えているブースターパックは、転売屋さんとの競争を勝ち抜いて定価購入した商品です。その私たちが見るに、現在の競争は、嘘と裏切りとルール違反と工夫によるまさに”戦争”。版元さんでも手に負えない状況で、「物買うってレベルじゃねーぞ!」という状態。私の知人の言葉を借りるなら、『闇金ウシジ〇くん』のような世界になっています。」

「版元さんも最善の努力を尽くされていますが、それでは止まらないほどの激流で、はっきりいって、普通のプレイヤーが無事に手に入れられる状況ではありません。コミケは始発ダッシュで有名ですが、それが毎月毎週開催されているようなものです。」

「そんな中にあり、カードショップ晴れる屋2さんは、とてもプレイヤーを考えてらっしゃると思います。1日1人2パック制限でブースターパックを売ることで、できるだけ多くの方に行きわたるようにしたり、数階層にわたって無料貸し出ししているプレイスペースなど、TCG界のマンモス企業がはたす役割としては、じゅうぶんすぎるものです。
 私たちは彼らの姿勢を見習い、《プレイヤーズ・ファースト》で行かなければいけないな…、と、思いを強めるばかりですね。」

・・・さいごに、メッセージを

「私たちは、まだまだTCGの新興ショップです。思考錯誤をしながら、みなさまと場を作り上げてゆく気持ちでがんばります!よろしくお願いします!」

たのしみなお店になりそうですね。・・よろしくお願いします

お店の情報

場所はJR秋葉原駅から徒歩6分、銀座線末広町駅から徒歩2分。中央通り、リバティの看板があるビルの4階

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田4-4-3 小木曽ビル4階
電話:-
時間:平日14時~23時、土日祝11時~23時、火曜定休日。国の要請次第で変更有

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