秋葉原の高架下でキャンプを体験できる「キャンプ練習場」が期間限定で開設。株式会社ジェイアール東日本都市開発のキャンプ練習場チームが手掛けるものらしく、開始は8月13日から。以下、そのようす
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更新履歴
- 2022/8/5 – 記事作成
- 2022/8/13 – 高架下キャンプ練習場のようす「見学」を追記
目次
概要
高架下キャンプ練習場とは、株式会社ジェイアール東日本都市開発、新規事業・キャンプ練習場チームが検証中の新規事業だそうで、コロナ禍で「密を避けることのできるレジャー」として人気のキャンプの間口を広げていくことを目的としているもの。
また、地震や水害等、災害の多い日本においてキャンプの知識は役立つと考え、防災の観点からも広めていくことを目的としている、そうだ。
やってみたいと思ってはいるが必要な知識や道具・車にハードルを感じ、はじめるきっかけがなかったひと向けに、都心の高架下を活用したキャンプ練習場を提案。というのが大まかな内容で、事業化に向けた実証実験的なイベントになるようだ。
協力企業:コールマン、hinataレンタル
キャンプ練習場
キャンプ練習場はJR秋葉原駅・電気街口を出て線路沿いに御徒町駅方面へ。ちゃばら、SEEKBASEを過ぎた先にあるスペース。
場所
現地のようす、白いシートで覆われているこの場所。
右端に見えるのはアトレ秋葉原。その手前の小さな黒い看板がSEEKBASEになる。
左端に見える黄色い看板は肉のハナマサ。
中はまだ準備がはじまっていないからなのか、びっくりするくらい何もない。
まあ、テント張るだけなのだからこんな感じなのかもしれないけれど、映画ゆるキャンではキャンプ場づくりにもっといろいろ準備していたような気がする。(浅い知識)
キャンプギア(道具のことをこう呼ぶらしい)は貸し出したり展示があるそうなのだが、コロナ禍の為、シュラフ(寝袋)や食器類は利用者のほうで準備が必要とのこと。
近くの施設
キャンプ練習場近くの施設について
近くにホテルやSEEKBASEという施設があり、秋葉原らしいお店や気軽にビールなどを楽しんだりすることが出来る。
また、バイヤー選りすぐり・日本全国のおいしいもの逸品を集めたちゃばらもあるのでそこでお買いものを楽しむのもいい。
ちゃばらの長崎トルコライス食堂。カツ、ドライカレー、スパゲッティがひと皿でたのしめる大人のお子様ランチ。
御徒町 2k540 AKI-OKA ARTISAN。「ものづくり」をテーマとした、ショップ・アトリエ、飲食施設、ギャラリーなどの集合体
こういった施設が周りにあるキャンプ場なため、一日かけて秋葉原の高架下を楽しむのもいいだろう。
プラン・料金
キャンプの予約は高架下キャンプ練習場予約フォームから可能
- Planデイ(11:00〜17:00)2,000円/人(小学生1,000円)
- Planナイト(18:00〜翌10:00)2,000円/人(小学生1,000円)
- Plan宿泊(13:00~翌10:00)3,000円/人(小学生1,500円)
※料金はすべてお試し開催価格(事業の実証実験価格)となっているようで、そのためサービスや設備に至らない点があるかもしれないとのことだ。
感じること
この辺を歩いたことがあるのであればご存じのかたもいらっしゃるかもしれないが、高架下は雨風がしのげる場所であるため、付近にはリアルでサバイバルな生活に身を置くホームがレスのかたたちがいらっしゃる。
勝手な想像だが、親子連れや、ゆるキャン△を観て気軽に参加したオタクたちが、そんなホンモノの生活力を目の前でまざまざと見せつけられどう感じるのか、気になるところではある。
設備
キャンプが目的というわけではなかったので同じことなのかわからないが、むかし若かりし頃にテントを担いで秋葉原から北海道まで折りたたみ自転車で旅をしたことがある。
荷物になるため持ちものは最低限、着替えは着用しているもの含めシャツと下着を二組とそれらを洗うための洗剤、歯磨きセット、あとは一眼レフカメラだけの旅だ。
目的地として設定した日本最北端の地・宗谷岬
真夏の暑い時期であったが北海道に入ってから夜はそれほど暑くはなく、気候的にはあまり苦にはならなかったように思う。
ひと月くらいかけ、のんびりと北上しながらはじめて訪れる土地でテント生活をしていた。
小樽の海岸。北海道に入ってから偶然出会った上野の芸大に通うおねーさんとしばらくの間、一緒に旅をしたりした。
そんな経験をもとに、テントを設置する際に気にしたのは自分の場合以下であった。
- トイレ
- 風呂
- 洗濯
- 充電
- 近くにコンビニ
- 熊出没
まずトイレだが、はっきりとは確認できなかったが、高架下のキャンプ場敷地内に仮設トイレがあったように見えた。きれいかどうかは別にして、ないということはなさそうだ。
これは女性と行動を共にすることになってから特に気にするようになった。キレイさとかね
風呂はすこし歩くことになるが、近くの御徒町・栄佐亀(えさき)通りに燕湯という昔からある銭湯があるため、そういったところを利用するといいだろう。北海道ではわりとどこでも近くに温泉があった。
洗濯は一日二日ほどであればそもそも必要ないかもしれないし、近くにできたコインランドリーが24時間営業しているため心配いらないかもしれない。
充電はどうだろう。せっかくのキャンプなのでスマホから離れるのもひとつだとは思うが、緊急時のことなど考えるとやはり最低限確保したいところ。これはまさに災害時のときと同じかもしれない。
キャンプにコンビニが必要かどうかはなんとも言えないところだが、北海道では片道一時間かけて最寄りのセイコーマートまで行った経験があるため、何かのときのため近くにあったほうが安心だろう。
そう考えるとここの高架下キャンプは近くにセブンイレブンもローソンも24時間営業の肉のハナマサだってある。
熊は大丈夫だろう、秋葉原なのでわけのわからない変なクマが出たりするかもしれないが、野生の熊が出ることはないだろう。
北海道のひとが聞いたら笑われるかもしれないが、自分は一時期、北海道の熊への恐怖心からくまのプーさんすら嫌いになった。
こうやって考えてみるとそんなに心配することはないように思うが、やはり暑さと虫、風通しや騒音が気になるところ。特に暑さはこの時期、都心ではどうにもならないような気がするし、練習というより苦行になってしまうようにも感じる。
あと、上を走る電車を止めてしまったりすると大変なことになるため、高架下で火をつけたりは出来なそう。そのため注意書きで「たき火・炭火はご利用いただけません」とあるのだが、貸し出し備品をみると「BBQグリル(ガス)」があるのでもしかしたら火の使用自体は問題ないのかもしれない。
※写真はバーベキューのイメージ
バーべーキューができそうというだけで、一気にたのしそうに思えてくるから不思議なものだ。
ちなみにどうしても薪が必要になったのなら、ヨドバシカメラAkibaに置いてあるので安心だ。
八ヶ岳の薪。ヨドバシ特価
小サイズ:税込980円
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見学
実際に見学をさせていただけるということで、株式会社ジェイアール東日本都市開発・キャンプ練習場チームの担当者さまにいろいろと伺ってきた。
まずはじめに、高架下キャンプ練習場は検証中の新規事業・実証実験イベントになる。
高架下でどのくらいキャンプのサービスを提供できるのか、その需要はあるのか、どんな問題点があるのか、そういった高架下の価値を内部で検証・見極めるためのものになるようだ。
前回は西荻窪の住宅街で実施されたようだが、今回はもうすこし都心でビジネスマンやそこに通うかたたちなどをターゲットにし実施することに。
秋葉原は交通の便がよく、電車で手ぶらのままキャンプの練習をしに来やすそうであること、また、空きスペース周辺にはちゃばらやSEEKBASE、2k540 AKI-OKA ARTISANなど関連会社の高架下施設があり、それらに力を入れていることもあって今回実施されることとなった。
ただ、あくまで実験中という位置づけであり、秋葉原で恒久的なキャンプ場の展開を睨んでのことではないようだ。
素人考えだと、コロナ禍が治まりインバウンドの需要が復活したら、外国人観光客の宿泊施設の選択肢のひとつになったりしないかなどと考えたりもするのだが、そんな簡単なことではないのかもしれない。
以下はそんな秋葉原の高架下キャンプ練習場のようす。
受付
キャンプ練習場に入るとまず受付があり、待機しているスタッフさんと手続き(予約の確認など)を行う。警備員含め常時スタッフが待機する場所になるようだ。
高架下キャンプ練習場、場内ルール。注意事項やマナーが書かれてある。
展示・レンタル品
テントなどキャンプギアのレンタル。こちらのレンタルはキャンプ料金に含まれる。手ぶらで電車に乗って気軽にキャンプをたのしむ・練習しに来やすくするためこのような設定にしているそうだ。
協力企業となるコールマンのキャンプ用品を展示。コールマン一押しの一人用テントなどスタッフさんが説明してくれる。
実際の(高架下)キャンプ場で使いながら説明を聞くことが出来るのでイメージしやすいのかもしれない。
ハンモック。実際に吊るされていて、こどもたちが大喜びで遊んでいた。おとながしずかに読書などしながら揺られるのもよさそう。
移動式のサウナも展示されている。
たき火や炭火、花火、キャンプファイヤーは厳禁だが、バーベキューなどを行うグリルの使用はできるそうなので火を使った料理が可能。
どこかでおにくを焼いているのか、おいしそうなにおいがほのかに漂ってくる。肉のハナマサで材料を調達してくれば気軽にバーベキューをたのしむことができそうだった。
テント設置、その他
入り口付近の展示品を横目に、すこし奥に入って行くと思っていたより多くのテントが設置されていた。こどものいる家族連れ、夫婦と思われる男女であったりと様々だ。
地面は砂利道のような硬い地質のようだが、さらに硬い頑丈なペグを打ち付ける。
入り口の横には洗い場。共用のもので蛇口がみっつあり、洗剤やスポンジも用意されてある。
洗い場のとなりに仮設トイレ。
イベントスペース
テント設置スペースをさらに奥へ進むと高架下から出て開けたスペースになる。主に子供たちが自由に遊ぶことのできる場所となるようだ。
テントの設置場所は高架下であるためどうしてもうす暗さを感じるが、このスペースは屋根もなく明るく開放的だ。
水鉄砲とプール。こどもたちの遊び場
片方に新幹線、もう片方は在来線。こういった場所を背景にキャンプを体験できるのは高架下キャンプ練習場だけなのかもしれない。
懸念点
気になる、暑さと騒音について
暑さは外にいる以上ある程度は仕方がないと思うのだが、この日は雨が降って(台風が接近して)いたこともあり気温は低く暑さはそれほど感じなかった。
熱中症の心配も高架下自体が日陰であるためか、高架下キャンプ練習場の準備をしていてスタッフさんたちはそれほど苦ではなかったという。
風通しがよければ、思っていたよりイケるのかもしれない。
電車が通り過ぎる騒音はまあ、やはり気にはなった。とくにひとと話しているときはどうしても会話がさえぎられる感じはしてしまうと思う。
ただ、何かをひとりでしながらだと、思っていたよりは気にならなかったかもしれない。自分の場合、撮影して写りのチェックをずっと繰り返していたのだが、慣れるといつの間にか気にならなくなっていたし、無邪気に騒いでいたこどもたちの声の方が記憶に残っているくらいだ。
まあ、こればかりはどうしても人によると思うし、そういう前提でキャンプを、そして最大の目的である練習を気軽にたのしむのが良いのではないかと思う。
施設情報
場所は山手線、秋葉原駅と御徒町駅間の高架下
とまあ、思ったことをいろいろとそのまま書いてしまったが、参加してみたらそれはそれでたのしそうではある。
練習目的であったり、ちょっとした"日常の不自由さ"をたのしむのに、秋葉原はなかなかいい場所・・なのかもしれない。
お盆休み明けの16日以降なら、まだ予約の空きはありそうだったので興味があるかたはぜひ。(8/5時点)
高架下キャンプ練習場の皆さま、お忙しい中、見学の案内を丁寧にしていただきありがとうございました。
住所:〒110-0006 東京都台東区秋葉原4(Google Map)
場所:山手線 秋葉原駅と御徒町駅間の高架下
連絡:test-camp@jrtk.co.jp
期間:2022/8/13~2022/8/24
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