ビル建て替えのために一時閉店していた「キャンドゥ(Can★Do)秋葉原店」が2022年11月2日(水)リニューアルオープン。以下、店内のようすや簡単なインタビューなど

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目次

キャンドゥ(Can★Do)秋葉原店

「キャンドゥ(Can★Do)秋葉原店」は2016年7月30日、チチブ電機ビルの通り沿いにオープンした100円ショップ

100円ショップ

秋葉原における100円ショップは、アキハバラデパート時代のアキバセレクト館(東西自由通路)ハンドレッドや中央通り沿いにキャンドゥが存在したこともあったのだが、いずれも閉店してしまい街で暮らす人たちにとって貴重な存在となっていた。

そんな秋葉原において、当時存在した三月兎の向かいに「キャンドゥ秋葉原店」はオープン。

オープン記念として二日間限定、粗品をプレゼント。秋葉原唯一の100円ショップとして利用する方たちに重宝されていた。

閉店へ

そんなキャンドゥだったが2021年8月15日閉店

「2021/8/15閉店します。」「CanDo秋葉原」「平素より当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。」

「一年後に再会します。その時はよろしくお願いします。」

閉店の理由はビル建て替えによるもので、建て替え後は同じ場所(ビル)の1~2階でふたたびオープンする予定。

このときのツイートに対する反応

  • ここの店員さんがいつも会計終わりに明るく領収書大丈夫?って聞いてくれるんで気遣いすごいなって思ってます
  • ここの店員さんすごく良い。気さくで、探し物を探してくれて、買い物後に「今日はいい日でありますように」って笑顔で言われた東京にもこういう方いるんですねぇ。
  • バイトの日にハンカチ忘れた際に何回かお世話になってるんだけど、毎回「すぐご使用されますか?」って気を利かせてタグ切るか聞いてくれる優良店員さんだから好き
  • ここの真正面のハードオフで働いていた事があるから、キャンドゥの店長にはよくお世話になってました。

上記はほんの一部だが、一時的にではあるがお店が無くなることを残念がる声とともにスタッフさんへの反応がとても印象的であった。

リニューアルオープンへ

約一年後あたらしく建てられたビル一階、お店の告知より

「キャンドゥ(Can★Do)秋葉原店」11/2(水)OPEN!

閉店時の予告通り2022年秋、同じ場所のビル1~2階にオープン。

店内のようす、取り扱い商品

以下、店内のようす。建て替え前と比べて大きく変わったのはフロアが一階だけではなく、二階も増えたというところだろう。

フロア案内

フロア案内、一階

  • デジタル用品
  • 文房具・ファイル
  • 化粧品・手芸用品
  • ホーム用品・老眼鏡
  • 食料品
  • お会計

フロア案内、二階

  • キッチン用品・食器類
  • 行楽用品・清掃用品
  • 洗濯用品・衛生用品
  • 浴用品・トイレ用品
  • 収納用品・インテリア
  • キャラクター用品
  • ラッピング用品

店内のようす

お店に入ると目に入る「100円で暮らしは楽しくなる。」の文字。

レジにあるのは「まいにちに発見を。」

文房具や食料品を中心とした配置

定番の文房具用品

スマホケースやケーブルなど

お菓子などの食料品

2コ100円、ブタメンやラムネなど

飲料水もたくさん。ジュースがこの値段で買えるのはとてもありがたい。

一階と二階は階段を使って昇り降り。

二階は生活用品を中心とした品ぞろえ

オープン日

お店の前には贈られたお祝いの花がたくさん

10:00少し前にオープン。一年ぶりにキャンドゥが秋葉原に戻ってきました。

店頭のお祝いの花

翌朝

とんでもない数のお祝いの花が贈られていた。

左わきに見えるのはビール。お店のひとの人望を感じる。

インタビュー

お店のオーナーにお話を聞く機会があったのでいろいろと聞いてみた。

まずはリニューアルオープンおめでとうございます。今日はよろしくお願いします。

「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

まずはじめに。この一年間は長いようで早かったようにも思います。

街として大きく変わったところは以前と比べるとコロナ関連もすこし落ち着きはじめ、外国人観光客の姿も戻ってきました。

また、ショップとして閉店前は秋葉原唯一のワンコインショップだったのに対し、ビル建て替えの間に競合店がオープンしたりと状況が変わったように感じます。

これらを踏まえお伺いしたいのですが、競合店との差別化についてどのように考えていらっしゃるかお聞かせください。

「これは以前から実施していることなのですが、以下のようなことになるかと思います。」

  1. お店に置いていないものがあり、要望があれば取り寄せて扱うようにする。
  2. 必要であれば目的を聞いて一緒に代替え案を考えてお客様に提案する。
  3. 路面店なので入りやすい。入りやすい雰囲気と店づくりをしている。

「これらはほかの競合店舗さんでもやられていることかもしれませんが、例えば取り寄せに必要な要望の数はほかと比べ圧倒的に少ない数から対応できます。」

「また、この通りにある商店街の店舗さんや町会のかたとのつながりがあるため、お客様がやりたい事に対する提案や支援など、100円ショップの枠を超えたものができると思っています。」

オーナーさん、いつ会っても店の前を通る誰かから挨拶されていて、確かにそういったつながりや入りやすい雰囲気を感じます。近隣店舗との連携という点もとても心強いですね。

次にお店に入ると目立つメッセージ”100円で暮らしは楽しくなる。”こちらはキャンドゥさん全体のキャッチフレーズとなるようですが、秋葉原店としてはどのように考えておりますか。

「いま100円はほとんどの人にとって気軽に使える金額、その手軽さで工夫したり試行錯誤することで暮らしは楽しくなる。」

「秋葉原はモノを作ったり組み立てたりする街でもあり、そのお手伝いが出来るお店としてあり続けたいと思っております。」

最後に。建て替え閉店時、一時的とはいえ別れを惜しまれる声とともにスタッフさんへの感謝を綴るコメントが多数ありました。これはSNSでつぶやいた私自身が特に感じたものなのですがこれについてどう感じておられますでしょうか。

「我々もここの町会・商店街の皆さんにいろいろと助けてもらっています。助けてもらってこちらも何かあれば助けて、助け合いでやっていければと。そういうモットーでやっております。」

「ですので、皆さんも何か困ったことがあれば言っていただければ。一時閉店時のありがたいお言葉にはそういったことで応えて行ければと思っております。」

閉店時にあれだけ惜しまれる理由がなんとなくわかったような気がします。

今日はお忙しい中、いろいろとありがとうございました。

「ありがとうございました。」

店舗情報

場所はチチブ電機ビルやまんだらけのある通り沿いで以前と同じ場所、あたらしくなったビル1~2階

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田3-3-10(Google Map
場所:IKEDA Building 1~2階
電話:03-3525-8650
時間:10:00~21:00

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