秋葉原の梅雨を彩る、珈琲「庵（いおり）」の紫陽花が撤去される

毎年梅雨に綺麗な紫陽花を咲かせる珈琲喫茶「庵（いおり）」。今年はその花を見ることはできなかった。という話

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珈琲喫茶「庵（いおり）」

店頭に咲く紫陽花が印象的な珈琲庵。店内は昔ながらの純喫茶という感じ

毎年梅雨の時期に白や薄い水色の紫陽花を咲かせる店頭の花壇は、お店に入らずともここを通る人たちの目を楽しませてくれた。

そんな珈琲庵の紫陽花が撤去されなくなっていた。

奥に見えるドトールがどんなに混んでいようがここ庵の店内は常に空いている。店内には無愛想で雰囲気のある女性店員さんが印象的だった。

店頭にある花壇の紫陽花は撤去されなくなっている。完全に人の手が入っており、紫陽花を一時的に伐採したとかそういう感じではなさそうだった。

ビルの中に入るとお知らせ。「原状回復工事」の文字がお店をたたんで閉めたという印象を与えるが、店を訪れる方たちへの案内は書かれていない。

閉店してしまったのか、そうでなく一時的なものなのかは不明だが、店頭にある毎年眺めていた紫陽花はもう二度とみれなくなってしまったようだ。

翌日の店頭。お店の幌が取り外されており、お店が閉まってしまったのではという印象を受けた。

利用する機会はそれほどなかったけれど、よく見かけた紫陽花が見れなくなってしまった今年の梅雨はやはりすこしさみしい。