秋葉原の西川電子部品（西川ネジ）廃業、年内で閉店

秋葉原の「西川電子部品（西川ネジ）」が年内で廃業。閉店となるもよう

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西川電子部品（西川ネジ）

西川電子部品はネジや電子部品を取り扱う秋葉原のお店。

場所はJR秋葉原駅・電気街口から中央通りを渡った先、ケンタッキー・フライド・チキンのある交差点付近。

ある映画監督が三脚のネジを紛失し、途方に暮れて秋葉原の専門店に行ったところ、店員が「特注品だぜ」とピッタリの品を出してきた話

こちらのサイト（Togetter）でまとめられているように、秋葉原の中でも世界に誇るお店のひとつだと思う。

SNSで話題になっていたので確認してみたところ、確かに「廃業のお知らせ」が店内奥に貼られていた。

案内には「諸般の事情により12月をもって廃業」することが書かれており、これまでの愛顧に対し感謝の言葉が記されている。

その案内を撮影させていただいたのだが、「あまりネットとかにはあげないでね」とのことだったため、写真はなし。

「72年（間）やってたんだけどねー」とのことだったため、通販とか別の方法で継続することがあるか尋ねてみたところ「終わり、廃業」とのことだった。

反響

この件をSNS（X／旧Twitter）に投稿したところ大きな反響があった。

ワッシャ一枚買うにしても手間と交通費を考えたらモノタロウのほうがそりゃ便利。でも、こういうリアル店舗に行かないと湧いてこないアイディアってのはあるのです。パーツの枡に指突っ込んでジャラジャラやりながら考える時間が好きだった。あまり長いと怒られる。ラジオ少年だった50年とか前の話。
学生のころamazonがでかくなる前から利用してたけど結局、東京から山口県に戻って工具箱を見てみれば、あれからamazonで買ったchina工具はかなりの数が使い物にならなくなってて、ここで買った工具ばかり生き残ってます。
学生の頃、ネジが特殊すぎて見つからなくて何回か駆け込んだことあるけど、ちゃんと出てくる凄い店だったな…。
物流が激変したとはいえ、やはりアキバの魅力は実店舗や店員さんの知識といったリアルな面が大きいので…街の魅力がどんどん無くなってしまうような…
街の個性とか風情とか情緒的なものではなく、次第に秋葉原の機能や能力が落ちてしまうのが心配です。
えー！天蓋付きベッド自作した時にめっちゃネジお世話になったり、色んなもの直す時めっちゃネジ買いに行った思い出の場所。ネジ見せると必ず合うネジ売ってくれたネットにもAIにも負けないお店だっのに…。残念です。

年内は営業されているとのことだったため、ほかでは手に入れづらいものなどがあったり、特別なお付き合いなどある方は、なくなってしまう前に訪れてみてください。